エンジン内でガソリンが燃焼するためには空気が必要です。その空気もゴミが混入してはダメなので、バイクにはエアークリーナーと呼ばれるフィルターが付いています。
これは約6000キロ走行した原付スクーターのエアークリーナー。
上が使用後。下が新品です。
汚れにより目詰まりしてしまったフィルターでは適正な量の空気が吸えないのでエンジンも不調になります。この車両もこれを交換したら調子が戻りました。
原付スクーターは空気の取り入れ口が低いことに加え道路の左端を走ることが多いので、排気量の大きなバイクに比べると汚れ易く、こまめな清掃・交換が必要です。
スポーツモデルの車両も前方から吸気するタイプは虫などの混入が多いので、ネイキッドモデル(主にシート下から吸気)に比べて早目の点検・清掃をお勧めいたします。
バイクや車などのエンジンが正常に作動するために大切なことが3つあります。
①良い混合気
②良い圧縮
③良い火花(点火)
これは整備士資格を取得する際の講習で最初に教わることです。
このどれか1つが欠けるとエンジンはかかりません。また、3つが適正でないとエンジンは不調になります。
ご自身でバイクをメンテナンスしたり修理をしたりする方も多いと思いますが、エンジン不調で困った時はこの3つをチェックしてみてください。
それでも直らないという場合は
④良い笑顔
をご用意してお待ちしておりますのでご相談くださいm(__)m