昨日は南三陸町の志津川高校へ昼食の炊き出しに行ってきました。
震災から4ヶ月が経とうとしていますが、津波の被害を受けた被災地では
今尚多くの瓦礫が散乱しています。
懸命な復旧作業により2ヶ月前に行った時より多少は片付いてきている感じはしましたが
あまりにも量が多すぎることと広範囲すぎることが、作業の進捗状況を遅く見せているのでしょう。
今回は避難所となっている志津川高校で150人分の昼食を作ります。
メニューは豚しょうが焼き肉丼。
男ばかり8人での作業です。上手く作れるのか??
持ち込んだ食材・機材を手際よく設置し、作業開始。
私も肉焼いたりお米炊いたり。
何とか時間通り12時には完成。
しょうが焼き肉丼+お味噌汁+ジュースで1人前。
皆様に食べていただいた後に私たちも遅い朝食として頂きました。
同避難所は3日前にやっと水道が使えるようになったばかりとのこと。
いまでも非常に不便な避難生活を続けております。
高校の校庭には仮設住宅が並んでいましたが
テレビの報道にあるように入居率は半分くらいでしょうか。
高校という同じ敷地に居るにも拘らず
仮設住宅に居る方々は炊き出しを含め支援物資をもらうことが出来ません。
お金が無いと仮設住宅に入れないなんて・・・。
支援活動はスマートに行うのが鉄則。
終わったら即行で撤収作業に入ります。
作業終了が近づいてきたところでふと見ると、多くの方が集まってきてくれています。
最後にみんなで記念撮影。
私たちが乗ったバスが見えなくなるまで、ずっと手を振り続けてくれました。
笑顔で手を振ってくれる人たちに‘また来ますね!!’と約束して帰ってきました。
東北の復興はまだまだ始まったばかりです。