九州から東海地方が梅雨入りしたようですね。
以下、yahoo!ニュース抜粋です。
梅雨入りってどうやって判断するの？
気象庁によると、予報対象地域の上空に梅雨前線が停滞し、週間予報で「雨や曇りの日が続く」と予想したその初日に雨が実際に降れば、その地域について「梅雨入りしたとみられる」と宣言します。
Ｑ 梅雨前線ってよく耳にするけど、どんなもの？
Ａ 二つの気団（空気の塊）が接触した時に生じる境界線を前線といい、梅雨前線は、５月上旬に日本列島付近で、冷たく乾燥した北の「オホーツク海気団」と暖かく湿った南の「小笠原気団」がせめぎ合って発生します。暖かい小笠原気団はオホーツク海気団に乗り上げ、冷やされて雲となるため、梅雨前線周辺は雨が降りやすくなります。梅雨前線は、勢力を強めてくる太平洋高気圧に押し上げられる形で、徐々に北上していきます。
Ｑ そもそも、なぜ「梅雨」って言うの？
Ａ 江戸時代に中国から伝わった言葉とされ、梅の実が熟すころの雨期なので「梅雨」と呼ばれたと言われています。また、「黴雨（ばいう）」とも書くことから、黴（かび）が生えやすい雨期を「黴雨」と呼ぶようになり、同じ音の「梅雨」に転じたという説もあります。
Ｑ 沖縄や奄美以外の梅雨入りはいつごろなの？
Ａ 気象庁は見通しを発表していませんが、民間気象会社「ウェザーニューズ」（東京都港区）によると、九州以北は平年並みの６月上旬となる見込みです。７月上旬は真夏のような暑さになる地域もありますが、それ以降は南西から暖かく湿った空気が入り込むため、全国的に大雨となりそうです。ただし、梅雨期間全体の降水量は平年並みと予想しています。
Ｑ 梅雨明けはいつごろ？
Ａ 同社によると、６月中旬の沖縄を皮切りに、九州北部から北は７月中旬に順次明けていく見込みです。今年は太平洋高気圧の勢力が早めに強まると予想され、梅雨明けは平年より１週間程度早い地域が多そうです。梅雨は短めとなり、夏を長く楽しめそうですね。（社会部）